「ばるば★ろっさ」シリーズの第２弾は、ロンメル将軍の活躍でおなじみ、北アフリカ戦です。

1941年2月上旬。あなたは総統の命を帯び、敗走するイタリア軍救済のため、上官エルヴィン・ロンメル将軍とともに、灼熱の砂漠トリポリの飛行場に降り立ちます。将軍があなたに尋ねます。

「ところで君はもうロシア戦線を経験したかね？」

あなたが力強くうなずくと彼は続ける。

「そうか、それならけっこう」　

「わが新生アフリカ軍団はまだイタリア本土と地中海の上だ。しかるに、イギリス軍は目前に迫り、イタリア軍はここトリポリを目指して敗走中と聞いている。さて、君なら、まずどう手を打つね？」

このゲームは、第二次大戦におけるドイツ・アフリカ軍団の戦いをテーマとした２～５人用の【デッキ型カードゲーム】です。各プレイヤーは軍団長ロンメル将軍の副官のひとりという立場で、まず８枚のカードを自分のデッキ（＝指揮下の基幹部隊）として受け取り、ゲームを開始します。ゲーム中、プレイヤーはこの自分専用の最初のデッキ８枚に、新たな部隊を増援として加えながら、戦いをつづけ、作戦目標である敵の陣地や都市を攻め落としていきます。最終目標は在エジプト駐留イギリス軍の本拠地カイロの玄関口、そして最終防衛地アレクサンドリアです！　ゲーム終了時に、より多くの勝利ポイントを得ていたプレイヤーが勝利します。 果たしてあなたは砂漠という過酷な条件の下、イギリス軍の攻勢を食い止め、攻勢に転じ、そしてスエズにまで迫ることができるのでしょうか？

ＢＡＲＢＡＲＯＳＳＡは、熱烈なご要望にお応えし、「ばるば★ろっさ」のカードイラストを当時の写真（70種以上使用！）に入れ替えた限定版です。ルールはまったく同じなので、「ばるば★ろっさ」をクールに遊ぶことができます。既存全プロモカードの他、新カードも３種追加されているほか、シリアルナンバー入りで、1,000個のみの完全限定生産です。

デッキ型カードゲーム第４弾は、「架空第２次大戦もの」。

あなたはファンタジーの国「ドイツ国」の一軍団長として、「スターリン」という邪悪な魔王打倒のため、部隊を整えつつ、スターリンが巣食う王都モスクワを目指して進軍します。

当初あなたには、歩兵師団の基幹部隊として「擲弾兵連隊」（歩兵連隊）２個と、馬匹の輜重部隊しか与えられていません。 あとの部隊は書類上存在するだけで、国内から調達して前線まで運んでこなければならないのです。 しかも、進撃しながら、部隊編成を整えていかなければなりません。

しかしそれでも、あなたは徐々にトラックや列車輸送も利用して、「対戦車砲」「装甲偵察大隊」「伝令」「突撃砲部隊」「砲兵」などの支援部隊を加えることができるようになるでしょう。

ある程度部隊が整えば、ロシア軍の占領する高地や陣地が落とせるようになりますし、都市の周りの拠点を充分に落として都市を孤立させれば、都市を攻め落とすことだってできるはずです。

しかし、快調に進んだ進撃も、次第に泥濘に足を取られ、冬将軍の到来により、その速度はどんどん落ちてゆくに違いありません。

はたしてあなたは艱難辛苦をのりこえ、他の軍団長を出し抜き、真っ先にモスクワに到達することができるのでしょうか？

めざせ、モスクワ攻略！！

「デッキ型カードゲーム」とは、ゲーム中にプレイヤーが自分のデッキを成長させていくタイプのカードゲームです。

プレイヤーは全員同じ構成の小さなデッキを持ってゲームを開始し、それぞれ独自の戦略でカードを増やしてデッキを成長させていき、勝利を目指します。

ゲームを進めていくうちに、プレイヤー全員のデッキが誰とも異なる道を歩み始めることでしょう。

プレイヤーごとに自分が使用するデッキが異なるという、どことなくＴＣＧ（トレーディングカードゲーム）を連想させるシステムですが、１つのパッケージで複数のプレイヤーが遊べるなど、ＴＣＧとは異なる特性を持っています。

また、カード種類が比較的少なく１つのパッケージで全てのカードが揃うこともあり、ＴＣＧに対して高いハードルを感じている方にも気軽に楽しんでいただくことができます。